観福寺は高野山真言宗の寺院で、本尊に観自在菩薩をお祀りしています。 山号は慈眼山、院号は真南院となっています。
新編武蔵風土記稿によると、開山を記す文章として応安四年(1371年)の観福寺法堂棟札之文と、慶安二年(1649年)の南河原観福寺御朱印訴訟などがあります。
文献によると開基・河原太郎、開山・賢学法印とあり、安元二年(1176年)建立と記されています。
当寺院の施設をご案内いたします。
本堂
本堂には本尊である観自在菩薩が祀られています。 60~80人分の椅子席をご用意でき、本堂葬儀や法事・法要を執り行っています。
客殿
客殿は令和二年3月29日に落慶した、新しい建物となっています。
お通夜・葬儀や法事・法要のご休憩や、お食事にご利用いただけます。
またご利用時には宿泊も可能となっておりますので、ご希望の場合はご相談ください。
鐘楼堂
現在の鐘楼堂は、昭和六十三年に四十二世良幢が再建しました。 お参りの際には、どなたでも鐘をつくことができます。
護摩堂
護摩堂は祈りのお堂として、平成元年に四十二世良幢が建立しました。
不動明王のご縁日である毎月28日に、護摩を修しています。
護摩の炎で、皆様の息災をお祈りいたします。
山門
現在の山門は、平成八年に落成いたしました。 山号額には、当寺院の山号である『慈眼山』の文字が刻まれております。
文化財
観福寺は、国指定史跡になっている南河原石塔婆を所蔵しております。詳細につきましては、こちらを御覧ください。